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排泄に関して考える ①

こんにちは。作業療法士Sです。

今回から数回に分けて、排泄について書いていこうと思います。

目次

たかが排泄、されど排泄

作業療法士S

人の生活のベースは睡眠・食事・排泄です。

入院中の訓練を最大限に生かし、退院後のQOLの維持・向上させるためにも

排泄支援の重要度を認識していく必要があります。

管理方法の選択

作業療法士S

管理方法の選択に関しては、患者様の理解・納得を得る必要があります。

同じ目標に向かうために…
  1. 排泄管理の必要性の理解を得る
  2. 選択肢とそのために必要な能力、人的・物理的環境などへの理解を得る
  3. 一緒にトライして検討していく

めざすべき排泄

作業療法士S

排泄を自立することができるのが理想ですが、
その人らしい生活を送るためにはどうしたいか・どうするべきかをより良い形を探る必要があります。

本人を取り巻く環境・状況、本人の持つ価値観 等
  • 排便するのに半日近く時間を要する
  • 排便後の疲労で何もできない
  • CICの都度ベッドへ移乗する
  • 長期の旅行には行かない  etc…

排泄の自立とは

排泄の自立とは
作業療法士S

排泄を自立するためには動作ができることだけでなく、
コントロールができる、自己管理ができることも大切です!

排泄の動作

排泄の動作のポイント
  • 排泄は複合動作であること
  • 特別な物品の扱い等、環境設定が重要であること
作業療法士S

排泄動作に関して、
一連の動作を知ること、自助具や福祉用具などを含めた環境について知ることが大切です。
実動作場面で試行し、その結果を他職種と連携・情報提供していきましょう。

補足:福祉用具の大切さ

福祉用具を使用することで
  • 介助者・患者様ご本人が楽になること
  • 機能の維持・向上が期待できること
作業療法士S

動作が「できれば良い」というだけではありません。

排泄のコントロール

作業療法士S

コントロールができてこその排泄動作、社会復帰に大きく影響します!

Patient,aregiver
  • 失禁がなく過ごせること
  • 適切な時間感覚で排泄できること
  • 排尿・排便機能に悪影響なく過ごせること
OT
  • 現在の状況を知ること
  • 排泄を左右する因子を知ること
  • コントロールのための戦略を知ること

排泄の自己管理

自己管理

体調、年齢、生活スタイルの変化

入院時と同じやり方では困難になる可能性

患者様ご自身で考え、判断する力を持てるように

作業療法士S

介助者・専門職に頼る・人まかせにならないように、患者様への教育も同時に行っていきましょう

まとめ

排泄への介入に関して、単に排泄の知識や経験があるだけでは難しく、他職種、特に看護師の領域にも踏み込むことになるため、連携を取る必要があります。

どのように進めれば良いのか、ポイントはどこかをテーマに今後も書いていこうと思います。

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