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作業療法士が歩行へ介入する前にすべきこと

こんにちは。作業療法士Sです。

入院時、患者様から

Aさん

“作業療法は手のリハビリ、理学療法は足のリハビリ”と説明を受けたけど…。

とお話がありました。

当院では作業療法の時間もADL動作の一環として歩行訓練を行うこともあるという旨を伝えると驚かれていました。

(実際に前院でどのようなことを行っていたのか尋ねると、サンディングをしたりグリッパーを握ったりと…いわゆる上肢の筋トレを主に行っていた様でした。)

日常生活の中で移乗動作時にステップをしたり、後ろ歩きをしたりと、作業療法士も歩行の評価・介入をする場面はあると思われます。

今回は作業療法士が歩行へ評価・介入するにあたり、前準備として行うと良いことに関して書いていこうと思います。

目次

歩行とは

CHECK
  • 二足歩行はヒトの特徴となる運動
  • 目的の場所に身体を移動させること
  • はじめの一歩は意図的だが、あとは自律的な運動

脳卒中片麻痺患者の歩行

CHECK
  • 歩行することが目的となりやすい
  • 麻痺側下肢を出すことを意識してしまう

歩行に必要な要素

CHECK
  • Mid lineの確立…“寝返り”ができなければ歩行は難しい
  • 体幹・四肢の分離…肩・股関節の回旋やバランスを保つ体
  • 左右の分離
  • 一側それぞれの分離…歩行周期に合わせて回旋を伴う肩関節、肘関節屈伸や手関節撓尺屈など
  • 固有受容覚コントロール
  • etc…

歩行における上肢の役割

CHECK
  • 歩行における上肢のスイングは体幹部のねじれを起こし、そのねじれが骨盤の回旋を戻す働きがあるため、上肢のスイングも歩行を決定する重要な因子と考えられる
  • 「リズミカルな上肢の動きが下肢の筋活動を形成し強調する」という報告がある
  • 肩甲帯が運動性を持っていることが、体幹での重心移動の選択性を可能にするため、歩行中に上肢が自由であることが歩行を促通する要因の一つになると考えられる

歩行訓練に伴う困りごと

歩行訓練が始まると、麻痺側手指屈筋の筋緊張亢進、また非麻痺側上肢の筋緊張も高まり動作が拙劣になるケースが多い印象です。加えて、腰痛や肩の痛みの訴えも聞かれることが多いです。

CHECK
  • 上肢機能が歩行に与える影響 ⇄ 歩行が上肢機能に与える影響

作業療法士が歩行を導入する時期

CHECK
  • 担当理学療法士のプラン・ゴールを必ず確認する
  • タイミングとしては、病棟付き添い歩行が開始される頃(杖や装具などの使用状況を確認)
作業療法士S

詳細な評価が必要なため、導入は慎重にしましょう!

作業療法士が考える歩行

CHECK
  • ADLでの歩行(移乗動作、横移動、後ろ歩き、物の運搬、複雑なステップ、立ったまま靴・ズボンを履く等)
作業療法士S

ADLでの歩行は、応用歩行と呼ばれるものです。
歩行が上肢機能に与える影響もあるたため、基本的な歩行について理解を深めていく必要があります…!

作業療法士が歩行へ介入する前にすべきこと

応用歩行へ介入する前に、基本的な歩行について理解を深めていくために、

CHECK
  • 発達過程の復習をする(どの様な順序で姿勢保持能力を向上させているのか)
  • 下肢、足部の解剖学の復習をする
  • 基礎運動学「歩行と走行」にて各相特有の役割を学ぶ

上記の3点をされることをお勧めします。

担当理学療法士に相談をする上で、歩行に関する知識は必ず必要になります。(プランやゴール設定の確認も必ず行いましょう)

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まとめ

今回は、作業療法士が歩行へ介入する前にすべきことについて書いていきました。

ADLでの歩行は、横移動や後ろ歩き、物の運搬、複雑なステップ等、応用的な歩行能力が求められています。そのため、作業療法士が歩行へ介入するためには、まず基本的な歩行について理解を深めていく必要があります。

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