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排泄に関して考える ②

こんにちは。作業療法士Sです。

前回から排泄をテーマに記事を書いています。

今回は、要介護高齢者における排泄支援、作業療法士が実施する排泄ケアの側面の導入について書いていこうと思います。

目次

下部尿路機能障害とは

従来
  • 膀胱・尿道の機能障害からくる異常 
  • 「尿が漏れる」「尿が出ない」
  • 排尿=尿排出を示す用語
2002年 国際禁制学会
  • 膀胱から尿道口までの機能異常
  • 「尿が漏れる」「尿が出ない」
  • 下部尿路障害

下部尿路機能の確認

CHECK項目
  1. 尿意はありますか?
  2. 尿はスッキリ出ていますか?
  3. 尿意を感じてから排尿するまでに我慢できる時間はどのくらいありますか?
  4. 尿が漏れるときはわかりますか?
  5. 尿が漏れた後、すぐに誰かに伝えていますか? 伝えることはできますか?
  6. 今の排尿についてどう思われていますか?
作業療法士S

排泄の悩みを打ち明けることができない患者様もいらっしゃいます。
担当初日に排泄に関することも聞き取りされると良いかもしれません!

排泄は自宅復帰のキー?

リハビリテーション導入時、目標設定を行うための聞き取りを行うと…

患者様

トイレに行けるようになったら家に帰りたい、下の世話になりたくない

家族

トイレに一人で行けるようになったら、自宅に連れて帰ります

作業療法士S

対象者の自宅復帰のキーは排泄では…?

作業療法士による排泄動作への関わり

作業療法士による排泄動作への関わり
作業療法士が実施すべき排泄ケアの3つの側面
作業療法士S

排泄動作が自立していない要因は何でしょうか?

動作訓練のみでは、完全自立に至らない?

排泄動作を獲得しても「完全に自立」できない方がいらっしゃいます。

CHECK
  • 突然やってくる尿意で失禁(切迫性尿失禁)
  • 頻回な排尿
  • 夜間の排尿回数が多く、目が離せない

まとめ

今回は、要介護高齢者における排泄支援、作業療法士が実施する排泄ケアの側面の導入について書いてきました。

上記に挙げた項目等によって、動作訓練のみでは完全自立に至らない場合があります。

作業療法士が実施すべき排泄ケアの3つの側面

次回の記事からは、作業療法士が実施すべき排泄ケアの3つの側面の中にある下部尿路機能へのアプローチを中心にまとめていこうと思います。

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