こんにちは。作業療法士Sです。
8/6(土)から第104回全国高等学校野球選手大会、“夏の甲子園”が始まりましたね!
(個人的にはプロ野球よりも高校野球の方が好きで、毎年応援しています…!)
野球つながりと言ってはなんですが…以前担当させていただいた患者様に「野球肘」の方がいらっしゃったのを思い出しました。
今回は、指導させていただいた野球肘(内側型)用テーピングのやり方について書いていこうと思います。
目次
使用道具
作業療法士S
今回はアンダーラップ、EBテープ、EBHテープを使用していきます。
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テーピング
外反制動
手順①
・肘関節屈曲40°〜50°でアンダーラップを前腕中央から上腕中央まで巻き、両端をアンカーで止める
手順②
・上方アンカーから、上腕に並行するように肘内側に向かって、下方アンカーへ
手順③
・下方アンカーから、前腕に並行する様に肘内側に向かって、上方アンカーで終わる
作業療法士S
固定性を上げる場合、スパイラルも追加することもあります。
スパイラル
手順①
・肘関節屈曲40°〜50°でアンダーラップを前腕中央から上腕中央まで巻き、両端をアンカーで止める
・下方アンカー外側から始まり、肘内側へ向かい、上腕後方を通って上方アンカー外側で終わる
手順②
・上方アンカー外側から始まり、肘内側へ向かい、前腕後方を通って下方アンカー外側で終わる
まとめ
今回は、野球肘(内側型)用テーピングのやり方について書いていきました。
野球肘は、成長期にボールを投げすぎることによって生じると言われています。
痛みを我慢して投球を続けていると悪化し、症状によっては手術が必要になることもあります。
スポーツへの復帰時期は主治医と相談することが大切です。復帰後もテーピングはあくまで一助、無理のない範囲から始めていきましょう。